東京都目黒区の治安住みやすさ一覧 |街の治安住みやすさ情報局【不動産鑑定士監修】

目黒区の治安・住みやすさ

/東京都の治安

目黒区治安が悪いランキング
24位

特に多い犯罪BEST5

  • 自転車盗
  • 侵入窃盗
  • 車上ねらい
  • オートバイ盗
  • 強盗
人口
27万8,000人
人気のある駅
自由が丘駅
中目黒駅
学芸大学駅
治安が悪い駅
自由が丘駅
暴行事件
少ない
住居侵入・痴漢
少ない

不動産鑑定士
ウォーレン

目黒区の治安犯罪発生件数

目黒区は区内全域に渡って住宅地が広がる区ですが、治安は全般的に良好。犯罪多発地域が区内に無いという、23区内では珍しい区です。ただ住宅が多いので自転車に乗る人が多いこともあって、自転車盗の発生件数は多めになっています。目黒区で商業施設が密集しているのは、東急東横線沿いの街。中目黒、祐天寺、学芸大学、都立大学、自由ケ丘。これら東急東横線の駅沿いの街は、他の住宅地に比べると犯罪発生件数がやや多めになっています。北には京王井の頭線の駒場東大前駅、田園都市線の池尻大橋駅(駅周辺は南側が目黒区の区域)、南には目黒線の洗足駅がありますが、治安はいたって良好。

中目黒については、東急ストアや中目黒アトラスタワーがある上目黒1丁目、中目黒GTタワー、目黒区役所のある上目黒2丁目、スーパーのライフのある上目黒3丁目で治安がやや悪いです。駅の周りは商業施設の密集地なので、買い物や外食の際はひったくり、自転車盗、車上荒らしなどに用心が必要です。

祐天寺駅は東口に駅前ロータリーがあって、中目黒ほどではないですが商業施設も集まっています。町名で言うと祐天寺2丁目が、祐天寺で犯罪件数が多い場所です。駅から目黒高校までの範囲になり、同校に通う生徒は、「この辺りは、目黒区内では比較的治安が悪い地域なのだ」という自覚を持って日々登下校した方がよいでしょう。

学芸大学駅では駅を含む西側地域、鷹番3丁目で犯罪が多く発生しています。駅前から学芸大学商店街が伸びている場所で、商店街利用の際は防犯意識をしっかりと持つ必要がありますね。中目黒もそうですが、若い人向けのファーストフード店も多い場所。思わぬ形で窃盗・スリ、ひったくりなどの被害に遭うことは十分にあり得ます。

都立大学駅は駅を目黒通り方面に出てすぐの中根1丁目、そしてその隣の中根2丁目で犯罪が多いです。平町や柿の木坂はいたって治安面は良好なので、都立大学駅周辺で住まいを探すなら、この2つの町名は一つポイントになりそうです。

最後に自由ケ丘ですが、犯罪が多めなのは駅の北口より北の地域。自由が丘1丁目と2丁目です。自由が丘は駅から北に向かってカトレア通りやガーベラ通りなど商店街が形成されていますが、そのラインに沿って犯罪が起こりやすくなっています。

目黒区の犯罪情報を知るには?

「目黒区 メールマガジン」
パソコン、携帯のメールアドレスを登録しておくと、区内の防犯、防災に関する緊急情報、ニュースを配信してくれます。緊急情報は必要に応じて随時配信、生活安全ニュースは各月で配信されます。

目黒区ホームページ メールマガジン
URL:http://www.city.meguro.tokyo.jp/online/mail_magazine.html

「目黒区 防犯・生活安全情報」
目黒区民向けの各種防犯対策を紹介。防犯ボランティア活動の交流場所である「地域安全センター」の紹介や、子どものための安全対策の情報を発信しています。

目黒区ホームページ 防犯・安全サイト
URL:http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/anzen/bohan/

目黒区の住みやすさランキング

1位:自由が丘駅

特徴:自由が丘は、区内の東急東横線沿いの街の中では最も都心部から離れているのですが、若い世代から圧倒的に支持されています。商業施設も豊富で、オシャレな衣料品、ネイルショップ、雑貨店が多く、カフェ、有名スイーツ店もたくさんあります。家賃相場は、1Rで9万円、1LDKで13万円ほど。都心部に比べると安いですが、若い世代・学生さんなどにはやや高め。ただある程度収入のある女性・キャリアウーマンであれば、街で買い物や外食を楽しみながら生活できそうですね。駅周辺には東急ストア、成城石井などスーパーもたくさんあり、日用品を買う場所には困りません。商店街も構成されているので、街の散策も楽しめますね。 治安面では、特別悪化しているということはないですが、駅の北側の商店が密集している地域で治安がやや悪くなっています。ただ「一人歩きできない」といった類の危険性まではありません。

2位:中目黒駅

特徴:中目黒は都心に近く、しかもお洒落なお店、外食店が豊富。街中を通る目黒川沿いは、春は桜、冬はイルミネーションの美しさで有名です。代官山、恵比寿まで一駅で行けますし、都心部へのアクセスも良好。通勤はもちろん、遊びに出かけるにも最適の街です。複合施設である「中目黒GTタワー」、「中目黒アトラスタワー」も有名。山の手通り沿いに街が作られており、車を使ってのアクセスも容易です。 駅から少し離れると閑静な住宅地が広がっていますが、都心部に近いためにやはり全般的に家賃が高め。1Rで10万円、1LDKで22万円が相場ですから、若い人向けの街ではありますが、20代くらいだと家賃の出費が厳しいとも言えますね。それなりの収入、資産のある人でなければ、中目黒での生活は難しいと言えそうです。しかしそれだけに、中目黒に住むというのはある種のステータスになっている部分もあります。中目黒よりも家賃相場が低い自由が丘の方が、住む場所としては人気が高いようですね。 治安面では、中目黒駅周辺の上目黒一帯が、周辺の住宅地に比べると犯罪件数がやや多めです。それでも犯罪多発地帯ではなく、恵比寿駅のある地区に比べると治安は良いです。用心するに越したことはありませんが、必要以上に恐れる必要はないでしょう。

3位:学芸大学駅

特徴:東急東横線沿いの街は、自由が丘も中目黒もそうですが、とにかくセンスの良い衣料品店、雑貨店、カフェ、レストランがたくさんあります。学芸大学駅周辺の街も、中目黒、代官山に負けず劣らずお洒落感満載の街。独身女性の「あこがれの目黒区ライフ」を体現したような街がこの学芸大学です。また隣駅の都立大学駅もそうですが、大学自体はすでに郊外に移転しているので、駅名が残っているだけで大学はありません。ただその名残もあるのか、若い人が生活しやすい雰囲気が街の中に残っており、物価が安めで、一人暮らし向けの物件も多いです。家賃相場は1Rで9万円、1LDKで14万円ほど。都心部から少し離れるので、中目黒よりは概ね安め。ただ、ハイソな人が多く住む目黒区だけあって、収入の安定したそれなりの社会的なステータスが無ければ生活は難しそう。 東口、西口から伸びる商店街も学芸大学の名物。一通りの日用品が揃うので、生活には困りません。外食店も豊富で、ゆっくり散策すると一日が過ぎてしまうという感じです。治安面では、駅の西側の地域がやや治安が悪いです。平日から人通りが多い場所なので、思わぬ形で犯罪に巻き込まれるということも十分あり得ます。犯罪が多い街とまでは言えませんが、それなりに用心が必要です。

目黒区で大きな公園や自然環境がある地域

目黒区と他区の境界近くには、駒沢オリンピック公園、林試の森公園、国立科学博物館付属自然教育園など大きな公園がありますが、区内に立地する公園は中小規模のものが多いです。区の北西の東根公園、南西の都立大学そばの中根公園、学芸大学が最寄り駅の碑文谷公園、区の東部にある田道広公園、区の北の西郷山公園、駒場野公園、日本近代文学館がある駒場公園などが知られています。

目黒区のジャンクション駅

自由が丘駅(東急大井町線、東急東横線)、中目黒(東急東横線、日比谷線)

目黒区の治安住みやすさ口コミ

中目黒在住の者だけど、目黒区は何だかやけに女子率が高いような気がする。どこにいっても20代、30代の女性を目にするんだけど、気のせいかな

目黒区は実際、女性が多く住んでいる区としても知られています。目黒区ホームページのデータによると、平成29年6月1日時点で、男性の人口が130,448人なのに対して、女性の人口が14万5,508人で、1万5,000人以上女性の方が多いのです。女性の寿命の方が長いので高齢世代において女性が多くなるのは一般的ですが、目黒区の場合、30代において女性の割合が非常に高くなっているという特徴があります。もし結婚している人が多ければ女性だけ突出して高くなるということはないので、いわば「独身30代女性」が多く住む区とも言えるわけです。

独身30代というと、仕事が命のキャリアウーマンも多いです。それなりの収入がある人も多いですから、目黒区のような家賃相場の高いところでも悠々と生活できるでしょう。しかも東横線沿線の街には、20代~30代の女性が好みそうなお洒落なセレクトショップが多く、買い物需要もしっかりと満たせます。しかも区内全域で極端に治安が悪化している地域がないので、一人暮らしの女性でも安心して生活できるという利点もあります。

人口、性比のデータの参照元 目黒区ホームページ 目黒区の人口
URL:http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/tokei/tokei/jinko/