千葉県で富裕層が多く治安がいい駅ランキングベスト15

千葉県で富裕層が多く治安がいい駅ランキングベスト15

千葉県で富裕層が多く治安がいい駅

千葉県は高峻な山が無い分冬は温暖で、田畑、牧場も多く漁業も盛ん。東京在住の人間にとって、近場の行楽地というイメージがあります。

そんな千葉県内は「富裕層」というキーワードとはあまり縁が無いように思われますが、実際には治安の良い高級住宅街に居を構え、悠々と生活している世帯もたくさんあります。

以下ではそんな千葉県の富裕層が多く住み、且つ治安が良好な駅・街を15カ所取り上げてみたいと思います。

千葉県で富裕層が多く治安良いランキング

1位 新浦安

ディズニーランドの最寄り駅は京葉線舞浜駅ですが、その一つ隣りが新浦安駅。新浦安駅周辺は近未来都市のような都市景観が広がり、「日本の都市景観100選」にも選ばれています。
駅周辺はタワーマンションが次々と建設され、MONA新浦安、イオンスタイル新浦安など大型商業施設も豊富。京葉線を使えば都内までの通勤、通学もしやすいです。
ただ東日本大震災時に液状化現象が発生し、その後しばらく人口の流出が相次ぎ、地価も下がりました。
その影響もあってかつてに比べるとやや精彩を欠く面はありますが、それでも県内随一の都市型高級住宅街であるのは確かなこと。治安も良好で、犯罪件数も特別多発しているということはなく、ファミリー層も安心して生活できそうです。
高層マンションはかなり建っており、オーシャンビュー眺望がすばらしいマンションなどもあります。
新築マンションをこれから建てることができないため中古マンションでも激戦区となっています。
 
また、海岸沿いの日の出に建てられる一戸建ての「ジアイルズ」。行くとわかりますがリゾートな雰囲気で別世界。コンセプトはハワイのリゾート地だそう。
海を感じ、ヤシの木を感じ、自然を感じる素晴らしい多機能な家々があります。
お値段は8000万円~となっているところも多いです。
新浦安の治安住みやすさ
 



2位 幕張新都心(美浜区)

千葉市美浜区の中心街で京葉線海浜幕張駅周辺が、いわゆる幕張新都心。
日本最大級の国際会議場である「幕張メッセ」を中心に、ホテル、大型商業施設が集中して立地。そしてその周辺にタワーマンションが立地。
若い世代を中心に、住みたい場所としての評価がどんどん高まっています。
 
三井アウトレットパーク幕張、イオン幕張店(日本最大)、東京インテリア、映画館などは商圏が関東全域に延びるほどの大型店舗。
基本的に、必要なものはブランド衣料品から日々の食料品までなんでも揃うといって良いでしょう。
街は全て計画的に形成され、世界でも屈指の「環境が良い都市」といわれているアメリカの都市ポートランドの街づくりをコンセプトに都市計画が進んでいます。
また子育て環境や教育にも力を入れており、屈指の進学校やインターナショナルスクールもある文教地区もある、首都圏でも最高峰の治安の良い都市になることに違いありません。
 
公園、ショッピング、教育、ビジネス、イベント全て兼ね備えた街です。
ここ最近ではタワーマンション計画が進み、「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」をはじめとするタワーマンション群が10年ほどかけて作られる予定です。
幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンスが現在は4000万円台からあり、もうすでに1棟目の半分以上売れているよう。
これからまた3期4期と募集があるようです。
 
1位の新浦安もいいですが新浦安より都会かつ、教育、ショッピング、ビジネスにも力を入れているため、リゾートとはまた違う形ですがこちらも1位と同じくらい素晴らしい地域です。
あのマンション相談で有名なマンションマニアさんもここに住む予定だとか…
海浜幕張の治安住みやすさ

3位 千葉市緑区あすみが丘

千葉県内では知る人ぞ知る高級住宅街。場所はJR外房線の土気駅の南側に広がる地域で、高度成長期が終わりに差し掛かる80年代から宅地造成が本格的に始まりました。ただこの80年代というのは、まさにバブル経済絶頂期。
あすみが丘のニュータウン周辺に次々と豪邸が建設され、そこに住む人は「チバリーヒルズ族」とも呼ばれています。計画的に造成された地域だけに、都市景観は見事。
あすみが丘の町並みも、国交省が指定する「都市景観100選」に選ばれていますね。
大型商業施設こそ乏しいですが、地域内に程よくスーパーや外食店が点在し、買い物場所には困らない街だと言えます。
基本的に治安面でも安心できる地域。昨年、殺人事件が起きた邸宅が格安で売りに出されていることが話題になりましたが、あすみが丘はそうした凶悪犯罪が多発している地域では決してありません。



4位 千葉ニュータウン

千葉県の北西部に位置する地域で、白井市、船橋市、印西市にまたがる広大な宅地造成地域。
千葉県の肝いりで造成が進められ、総事業費1兆円以上を掛けて開発事業が展開されました。
北総線の千葉ニュータウン中央駅を中心とし、駅近くにはイオンモール千葉ニュータウンをはじめ、多数の商業施設が林立。そこからもう一歩駅から離れると、マンション、団地、戸建てが立ち並ぶ地域になります。
住みよい街としての評価が高く、東洋経済が毎年発表している「住みよさランキング2016」では、千葉ニュータウンの中核地を構成する印西市が全国トップ。「住みよさ」とは「安心度」「快適度」「富裕度」「生活水準」「利便度」といった観点を15の指標で計数化し、その平均でランキング付けしたもの。
日本一になるというのはやはり大変なもの。犯罪件数も少なく、ファミリー層が安心して生活できる場所です。ただ都心部からやや離れているので都内通勤者にはちょっと大変という印象もありますね。

5位 松戸

松戸市は常磐線が通り都内へのアクセスが良いことから、早くから都内通勤者のベッドタウンとして栄えました。
市内で特に富裕層が多く住む地域は、常盤平西窪町、常盤平双葉町、常盤平柳町など「常盤平」を冠する町、二十世紀が丘戸山町など。同じサラリーマンのベッドタウンでも、大企業で出世した人などが多く居を構える地域と言えますね。
また都内の大学で教鞭をとる教員が居を構える地域としても知られています。
街の中心部はJR新松戸駅と松戸駅。両方の駅とも常磐線が通り、新松戸駅は武蔵野線との接続があって埼玉方面にもアクセスが容易。
松戸の治安住みやすさ

6位 市川

特にJR市川駅から北側の地域は、古くから大邸宅が立ち並ぶ住宅地として知られ、現在でも所々に大きな屋敷が立地しています。
有名人では、永井荷風、東山魁夷などが居を構えていたことで知られていますね。
街並みは都内に比べると緑が豊富で、郊外に行くと田畑も広がっています。総武線市川駅を使えば都内方面、千葉方面どちらにも行きやすく、市川駅北の京成本線市川真間駅からは、京成本線も利用できます。
交通の利便性は非常に良好。市川駅の南北どちらも治安が悪化しているということはなく、駅から離れた住宅街は犯罪件数も少ない安全な地域。



7位 佐倉市(ユーカリが丘)

千葉県は県内各所でニュータウンが造成されていますが、佐倉市には「ユーカリが丘」と呼ばれる住宅地が造成されています。
航空会社勤務のサラリーマンが多く住み、高給取りのエリートが多く住む町としても知られていますね。
京成本線のユーカリが丘駅を中心に形成されている街で、同駅からは山万ユーカリが丘線が通り、ニュータウン街の各地をぐるりと回っています。
最大の買い物スポットはイオンタウンユーカリが丘で、広大なニュータウンの買い物需要を一手に引き受けている感があります。
治安も良好で、若いファミリー層にとって住みやすい地域。都心部から離れているので、交通の便にやや難ありかもしれませんが、落ち着いて居を構える場所として評価が高いです。

8位 柏(ビレジ柏)

柏市でも70年代頃から市内で宅地造成が進み、つくばエクスプレスの柏たなか駅を最寄り駅とする「柏ビレジ」(東急不動産が開発)が高級住宅街として有名です。
赤れんが塀で街の景観が統一されていて、見栄えの良さも評判。超富裕層とまではいかなくとも、年収の高いホワイトカラー層が居を構える場所として人気があります。
ただ70年代の頃に移り住んできたサラリーマン層も今や高齢者。
それまで住んでいた柏ビレジ地域から他の地域に住み替えを進める人も増え、ここ数年は地価が下がりつつあるようです。完全に住宅地域なので犯罪は少なめ。治安面での心配もいりません。

9位 八千代(ゆりのき台)

八千代市内のゆりきの台町、萱田町周辺は「ゆりのき台」団地が形成される一方、マンション・戸建てが多く立地し、県内でも有数の高級住宅地。
千葉北部の富裕層が多く住む場所となっています。
最寄り駅は東葉高速鉄道東葉高速線八千代中央駅。駅周辺に大きな繁華街が形成されているわけではないので、雑然とした雰囲気が無く駅周辺の治安は良好。
かつては交通の便に難ありの地域でしたが、この東葉高速鉄道が出来たことで開発が進み、千葉北部で有数の高級住宅地となりました。
ただ引っ越しをしてきた第一世代は高齢化が進み、第二世代は「都内までの交通が不便」と感じて同地域を離れるという傾向もあるようです。
現在も人口は増えつつあるようですが、今後高齢化の進展が心配されています。

10位 白井

白井市は千葉県の北部に位置する市で、市の南部に北総線の白井駅、西白井駅があり、両駅周辺に住宅街が形成されています。
北総線沿線というと、千葉ニュータウン中央駅に何かと注目が集まりがちですが、白井駅周辺も商業施設が多く集まり、住みやすい街が形成されています。
白井は浦安、印西市と並んで富裕層が住む地域と言われ、近年こそ地価が高騰しつつありますが、かつては比較駅安い費用で大きな邸宅を構える場所としては最適の土地でした。
最近は再開発も進められ、団地や集合住宅が多く立つ庶民にも暮らしやすい街へと変貌しつつあります。



11位 我孫子

我孫子市は、明治の頃には自然が広がる地域で、別荘地として多くの家屋が建てられるようになったのが発展のきっかけ。
武者小路実篤や志賀直哉などが居を構え、文化人が住む町としても有名になりました。
特に市内の若松、青山台の辺りは大きな邸宅が多く、富裕層が多く住む町となっています。
中心駅は常磐線・成田線の我孫子駅。都心部からやや遠いものの犯罪件数は少なく、駅南のイトーヨーカドー、駅北のあびこショッピングプラザなど大型商業施設も豊富。
生活のしやすさ、治安の良さから邸宅を構える場所として今も人気が高いです。

12位 千葉市稲毛区

千葉市稲毛区は総武線快速が停車する稲毛駅、西千葉駅を中心に形成されている区。千葉市内6区の中でも住宅地がメインとなっている区で、買い物スポットには乏しいものの、駅から一歩離れると閑静な住宅街が広がっています。
西千葉駅近くには国立千葉大学があり、大学周辺は学生向けの集合住宅がある一方で、戸建て住宅・大きな邸宅が軒を連ねる高級住宅街です。
区の北部には千葉市内を通る千葉モノレール線が通り、区民の足となっています。
千葉市内で働くホワイトカラー層が居を構える一方で、総武線快速が停車するという利便性から、都内通勤者のベッドタウンとしての顔も持っています。文教の街だけに治安も良好。ただ学生が多く住んでいるということもあってか、自転車盗の発生件数が多いようですね。

13位 習志野

明治~戦前にかけては旧日本陸軍の施設がたくさん立地し、軍都として栄えていた習志野。
戦後になるとそれら施設は全て撤去され、跡地には日本大学、東邦大学、千葉工業大学などの教育施設が作られ、治安の良い閑静な文教都市へと変貌を遂げました。団地・集合住宅も多いですが、駅から一歩はなれた地域には戸建て・大型住居なども立地。
習志野市は県内でも世帯平均収入も高く、経済的に余裕のある人が多く住む市。
平均地価(住宅地標準価格)も松戸や船橋よりも高くなっています。ただ資産家や超富裕層ほどの人が住むというよりは、大企業等に勤務し、コツコツと財を貯めたサラリーマン層が居を構える地として人気があります。

14位 千葉市花見川区

総武線の幕張駅、新検見川駅を要する花見川区も、古くから住宅地として栄えてきた地域。
特に幕張本郷、花園などの町は、区内の高級住宅街として古くから知られています。
幕張というと最近は幕張ベイタウン(美浜区)の知名度が高くなっていますが、花見川区の総武線沿線の評価は決して悪くありません。
地価で見ると、美浜区には劣っているものの、千葉県全体で見ればトップクラス。犯罪件数も少なく、子供たちが伸び伸びと生活できる雰囲気があります。総武線の快速は津田沼駅に停車するので、都内通勤者は津田沼駅近辺に居を構えることが多いです。

15位 千葉市若葉区

若葉区は千葉市中央区の東、緑区の北に位置する区。
区は東西で特徴がはっきりと分かれ、西部は都賀駅を中心としたニュータウンが形成されている地域、東部は田畑が広がる農村地域となっています。
住宅地が広がっているニュータウン地域は高度成長期の頃から宅地造成が進められ、千葉モノレールが開業するに至って人気が急上昇。
千葉市内で働くホワイトカラー層を中心に、こぞって居を構えるようになります。
「高級さ」という点では緑区には劣りますが、交通の便が良く、また治安も良いことから、ファミリー層が住むのに適した場所として根強い人気があります。

幕張新都心は千葉の富裕層が集まる街になる

千葉県が開発に力を入れているのが「幕張新都心」。環境良しお店よし、人もよし。
全てが兼ね備わっています。首都圏30分圏内というのも魅力。タワマンはそれなりの値段がしますがその分治安も安定しています。
ここ10年で変わる最強都市の一つ。

新浦安・舞浜あたりは千葉の田園調布となる。

千葉県は東京に近い北西部に人口が集中。富裕層が暮らす地域も、経済活動が盛んな北西地域がメインとなっています。
ただ栄枯盛衰というのはあるもので、高度成長期の頃には高級住宅地として注目を集めていた地域でも、現在では高齢化、過疎化が進みつつある場合も多いです。
そのため最近は海浜幕張あたりのニュータウンが人気があるようですね。



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