東京都板橋区の治安住みやすさ一覧 |街の治安住みやすさ情報局【不動産鑑定士監修】

板橋区の治安・住みやすさ

/東京都の治安

板橋区治安が悪いランキング
6位

特に多い犯罪BEST5

  • 自転車盗
  • 侵入窃盗
  • 車上狙い
  • オートバイ盗
  • 強盗
人口
57万人
人気のある駅
大山駅
板橋駅
東練馬駅
成増駅
治安が悪い駅
大山駅
暴行事件
少ない
住居侵入・痴漢
多い

不動産鑑定士
ウォーレン

板橋区の治安犯罪発生件数

板橋区は大きな都市を含まないので、極端に治安が悪化しているところは少ないです。

それでも区の中心部と言える埼京線の板橋駅周辺、東武東上線の大山駅周辺は犯罪件数が多くなっています。
あと三田線では志村三丁目駅、西台駅周辺、東武東上線の東武練馬駅の北側付近の治安がやや悪くなっていますね。
また駅から少し離れた前野町、三田線の高島平駅周辺も、多少犯罪件数が多めです。

板橋区の犯罪情報を知るには?

「板橋区防災・緊急情報メール配信サービス」
元々は防災に関する速報のみを配信するサービスでしたが、平成26年4月から「緊急犯罪・重大事故等発生情報」の配信も行われるようになっています。 利用方法:
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/017/017505.html

「板橋区学校等緊急連絡メール」
学校(幼稚園、小中学校)から保護者に不審者情報や災害情報などをメールで連絡するシステム。防犯・防災情報に加えて学校関連等の情報を随時配信。
利用方法:
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/055/055632.html

「板橋区保育園緊急連絡メール」
板橋区保育サービス課等が保護者に不審者情報、災害情報などをメールで連絡するシステム。防犯・防災情報に加えて保育活動情報を随時配信。
利用方法:
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/055/055580.html

板橋区の住みやすさランキング

1位:大山駅

特徴:駅周辺は外食店、スーパーがたくさんあり、駅北口の遊座大山商店街、南口のハッピーロード大山商店街は平日から多くの人で賑わっています。この2つの商店街はライバル関係にあり、お互いに価格競争を行っている節もあるようです。ただそのおかげで商店街のお店では安売りになっていることが多いみたいですね。

大山駅周辺は、板橋区内では比較的犯罪発生率は高いですが、池袋や赤羽などに比べると治安は良好。大衆居酒屋は多いですがキャバクラや風俗系のお店は少なく、不良少年や怖そうな外国人の目撃情報もネット上ではほとんど見られません。主婦層や高齢者の方も比較的安心して住める町だと言えそうです。

商店街もあり、商業施設が沢山集まっている街であるにもかかわらず、知名度が低いのも大山の特徴。地方出身者だと「大山?どこだ?」と思う人も多いのではないでしょうか。板橋区近辺の大きな町というと、ほとんどの人が池袋や赤羽という他区の街を思い浮かべるでしょう。ただこの知名度の低さのおかげもあってか、庶民性、地域性が強い土地柄で、家賃も1Kで平均7万円前後、2LDKで12~13万円と、池袋への近さや街の利便性を考えると、けっこう安めだと言えます。

2位:板橋駅

特徴:板橋駅周辺は大きな商業施設もなく、食料品を販売するスーパーが2,3点在する程度。あとは閑静な住宅地が広がっています。街の雰囲気も昭和の色が強く残り、時代に取り残されたかのような路地や街角も少なくありません。古い家はいずれ来るであろう関東圏の大地震で大きな被害が出るとも予想されており、行政としても対策が急がれるところです。

ではこんな地味な街がなぜ人気があるのかというと・・・最大の理由は「池袋駅まで一駅で行けるから」。池袋からは都内どこにでも電車、地下鉄で行けるので、板橋駅近辺の物件は若いサラリーマン・OLや学生の需要が高いのです。しかも板橋駅自体はとても地味なので、都内の一等地のように家賃が高いわけでもありません。地方から上京してきた人が居を構えやすいと言えます。

治安はやや悪いといった感じで、特に夜の板橋駅周辺はかなり薄暗くなり、一人で歩くには不安を感じるほどになります。夜に駅から自宅に帰る場合は、人の波にうまく乗って、一人きりにならないように心がけるのが無難のようです。

3位:成増駅

特徴:地味な駅が多い板橋区ですが、この成増駅周辺も、「住み心地は決して悪くないが、知名度がそれほどでもない」街だと言えるかもしれません。駅の北口は再開発が進み、大きな成増図書館、そして区役所の施設、西友、モスバーガーなどが入っている複合施設「成増アクトホール」があります。図書館が駅の目の前にあるというのは、都内でも珍しい街の構造。通勤、通学の帰り道に「本を借りたい」という本好きの人には最高の立地だと言えますね。

駅の南口は大型スーパーに加え商店街も形成されていて、買い物できる場所が豊富にあります。メインの商店街は「スキップ通り」と呼ばれる場所ですが、飲み屋が連なる「すずらん通り」など、大人のおじさんたちが楽しめるスポットもけっこうあります。また格安の飲み屋も多いので、大学生なども集まることが多いようですね。

犯罪発生件数がやや多いです。引ったくりも発生しているので、高齢者や主婦の方は買い物の際、用心が必要と言えます。また夜に飲み屋で酔っぱうのは良いですが、前後不覚になるほど酔って一人で帰るというのは、防犯という点からしてもお勧めできません。

板橋区で大きな公園や自然環境がある地域

板橋区は区内各所に公園があり、公園数は23区中で第4位、区民一人当たりの公園面積の広さは23区中9位となっています(板橋区ホームページより)。大きな公園としては動物と触れ合える「こども動物園」、信号機のある道路やバス、交通施設などが園内に作られている「板橋交通公園」、鉄道資料館があり、蒸気機関車D51が展示されている「城北交通公園」、様々な植物を見られる赤塚植物園、大きなため池で釣りができる「赤塚溜池公園」、荒川の河川敷に作られた「荒川戸田橋緑地草地広場」などがあります。あと郷土資料館と区立美術館のある「赤塚城跡」も緑が豊富です。

公園の場所は区内各所にありますが、区の北部の荒川の河川敷近くに多くの公園が集まっていますね。河川敷はグラウンドやサイクリングロードが整備され、休日ともなるとスポーツを楽しむ老若男女で賑わいます。

板橋区のジャンクション駅

区内には複数の路線が重なっている駅はありませんが、埼京線の板橋駅からは赤羽駅、池袋駅が近く、それらの駅から都内各地に延びる路線に乗り換えていくことができます。また三田線は都心部まで続き、東武東上線は池袋駅に直結しているので、交通の便自体は決して悪くありません。

板橋区の治安住みやすさ口コミ

4月に上京し、東京の板橋にある大学に入学した友人がいるけど、周りに何もないって嘆いてた。
板橋なんかじゃなく、もっと別の場所で物件探せばよかったと言ってたな

板橋区内には大東文化大学、東京家政大学、帝京大学など複数の大学がキャンパスを構え、他にも数多くの専門学校が軒を連ねています。地方から出てきた若い学生が、板橋区に居を構えるということも多いようです。

板橋区は三田線や東武東上線、埼京線などが通り、都心部へのアクセスは良好なのですが、いかんせん区内の街にそれほど有名な大都市がありません。自然、流行の最先端を行くようなお洒落なお店は少なく、買い物スポットというとスーパーや商店街がメインになります。若い人にはやや魅力が薄いかもしれませんね。

ただその分、都心に近い割には家賃が安めで、一人暮らし向けのファストフード店が多く、何より治安が極端に悪い地域がないという利点があります。

警視庁の犯罪マップを見ても、北区の赤羽、豊島区の池袋などは犯罪発生件数が多く、まさに犯罪の温床となっている部分があります。暴力団と思われる人の目撃情報が非常に多いです。一方板橋区の大山、成増などもそれなりに犯罪は発生していますが凶悪事件は少なく、上京した若者でも気軽に生活できる下町っぽさがあります。上京者が最初に居を構える場所としては、板橋区内の物件は決して悪くありません。

大山ハッピーロード商店街は万能商店街。
おいしいスイーツのお店もあるし、100円ショップのお店もあるし、銀行やスーパーもある。何でもあるので最強

商店街というと、地方に行くとシャッターを下ろしたまんまの店が多く「シャッター通り」などと揶揄されることも少なくないもの。しかし東京の場合、元気な商店街が多く、ファッションやグルメブームの火付け役となることもしばしば。大山にあるハッピーロード商店街もそんな活力のある商店街の一つです。駅南口から一歩も外に出ないで、そのまま屋根付きのアーケード街に出るので、雨の日も楽。

商店街といってもガストやコーヒーショップ、スーパーなど若い人が立ち寄れるお店も多く、平日昼間からいつも賑わっています。クレープショップ「ピエロ」や名物お惣菜店など、テレビで紹介されるようなお店も多いです。

ハッピーロード商店街だけでなく、区内の東武東上線の駅には大小の商店街が形成されていますが、どれもネット上での評価は高いです。全国的に有名な観光スポットなどが少ない板橋区ですが、市商店街やスーパーなど庶民の日常生活を支える環境は非常に整っていると言えますね。