名古屋で富裕層が多く治安がいい駅ランキングベスト15

名古屋で富裕層が多く治安がいい駅ランキングベスト15

名古屋で治安が良い・富裕層が多い駅街ランキング画像

名古屋で治安が良い・富裕層が多い駅街ベスト15

名古屋市は2018年4月時点における推計人口数は約230万人。日本では、横浜市、大阪市に次いで3番目に大きい「市」です。16区から構成されていますが、他の大都市に比べると貧富の差が低めで、貧困層が集中している地域や富裕層しかいない地域というのは少なく、色々な階層の人が市内にまんべんなく住んでいると言えるでしょう。

ただそんな中でも、治安が良好で、比較的お金持ちがたくさん住んでいる駅をいくつか挙げることはできます。それなりに収入・資産をお持ちの方で、これから名古屋に住もうと考えている人にとっては、参考になるかもしれません。

以下では、名古屋で富裕層が多く住み、かつ治安もいい駅・街のベスト15をランキング形式で紹介していきます。

名古屋で治安が良い・富裕層が多い駅街ランキング

1位 地下鉄名城線・地下鉄舞鶴線 八事駅

八事(やごと)は、実業家が大きな邸宅を構える地域として古くから知られ、市内屈指の高級住宅街です。
ただ現在の八事駅周辺は、イオンをはじめ大型の商業施設が立ち並び、若者の街としての様相を呈しています。
多くの大学が周辺にあるので若い人もたくさん住んでおり、学生向けの物件も多いです。
江戸時代には「八事山興正寺」の門前町として栄えた地域で、境内の興正寺公園は、四季の移り変わりが楽しめる場所として昔から人気がありました。
そんなこともあって明治以降には保養地として注目されるようになり、富裕層が大邸宅を構える地域へと変わっていったのです。
いわゆる高級住宅街と呼ばれる地域は八事駅から少し離れていますが、その分治安も良好で、静かに暮らせる場所となっています。

2位 地下鉄東山線 覚王山駅

覚王山は、治安が良好で高級住宅街が広がる町であると同時に、名古屋における「住みたい街ランキング」で常にトップに位置する人気のある町でもあります。
評判の良い小中学校や私立学校が多く立地する市内有数の文教地区で、ファミリー層が居を構える場所としても理想的な場所です。
街の道はやや入り組んでいる部分もありますが、歩道が整備されるなど歩きやすい雰囲気が作られているので、散歩しがいがあります。
街を歩いているとオシャレなカフェやスイーツ店を目にすることが多く、若い人から高い支持を得られるのも納得できます。覚王山は落ち着いた雰囲気がありますが、最大の繁華街である栄までアクセスが良いのも魅力と言えるでしょう。

3位 名鉄瀬戸線 清水駅

「白壁エリア」と呼ばれる名古屋市内でも屈指の高級住宅街として知られる地域。
江戸時代の頃は武家屋敷が軒を連ねていた場所で、下町地域にはない落ち着きや気品の高さが感じられる街と言えます。
清水駅周辺は大きな商業施設は無く、居酒屋やカフェがほどよく立ち並ぶ静かな街です。
一歩路地に入ると一戸建ての多い住宅地域となっています。清水は清水駅から北側に一丁目、二丁目、三丁目と広がっていますが、公園も多く小学校もあり、ファミリー層が腰を据えて子育てをする場所としては申し分ありません。

4位 舞鶴線 いりなか駅

いりなかは南山大学と中京大学の付属学校が集まるなど、教育施設が多い文教エリアとして知られています。
学習塾も多く、「お受験」に挑む子どもたち集まる地域としても有名です。
大正時代から高級住宅街として発展してきた歴史を持ち、駅の南西に位置する南山地域は、現在も多くの富裕層が住むエリアとなっています。
駅周辺は高級マンションが立ち並び、ファミリー層が多く住んでいるようです。駅の南東にある隼人池公園は街の憩いのスポットで、周辺学校に通う学生・児童が遊べる場所となっています。

5位 地下鉄桜通線 高岳駅

高岳は名古屋市内でも有数の高級住宅街である「主税町(ちからまち)」周辺の最寄り駅の一つです。
主税町周辺は大きな商業施設などはなく、名古屋市市政資料館や旧春田鉄次郎邸などがある閑静な地域となっています。
その分夜は静かで治安も良好で、「こんな場所でのんびりと住めたら・・・」と思わず憧れてしまう地域だと言えるでしょう。
主税町周辺は駅からやや離れているので、日々電車や地下鉄に乗らねばならないサラリーマン層だと、やはり高岳駅周辺の近くに居を構えるのがお勧めと言えます。

6位 地下鉄東山線 星ケ丘駅

星ケ丘駅周辺は、東海地域を代表する動物園である「東山動物園」が近くにあり、さらに駅周辺には星ケ丘テラスをはじめ、大型商業施設やレストランが集中していて、魅力的な街・住みたい街として非常に評価が高いエリアです。大学・高校などが多い文教エリアでもあり、落ち着いた雰囲気があって治安も良好。
再開発によって近未来型の都市のような雰囲気が作られており、他県から引っ越してきた人が多く居を構えている地域で、外部から来る人を受け入れやすい地域性があります。
東山線一本で名古屋駅周辺まで行くことができ、高速のインターチェンジも近いなど、交通面での利便性も高いです。

7位 地下鉄舞鶴線 荒畑駅

名古屋市昭和区は、市内のほぼ中央に位置しどこに行くにも便利な区で、区の中心部は「御器所駅」周辺。ただ、御器所駅周辺は雑居ビルなども多く、落ち着いて暮らせて、且つ富裕層の多い高級住宅が多いのは荒畑駅周辺です。
昭和区は守山区や名東区と並んで市内でも治安が非常に良い地域で、女性が暮らしやすく、子どもを伸び伸びと育てられる地域だと言えます。
周辺にお寺が多いのも特徴で、寺院ならではの雰囲気が住宅街に趣きと落ち着きをもたらし、そのことも治安の良さにつながっていると言えるでしょう。
少し北に行くと大きな舞鶴公園がありますが、中小規模の公園も住宅街の中にたくさんあり、子どもたちが毎日元気に遊んでいます。

8位 地下鉄名城線 総合リハビリセンター駅

「総合リハビリセンター」という駅名は、その名の通り、駅のすぐ近くに「名古屋市総合リハビリテーションセンター」があるからです。
ただ、この駅周辺は、知る人ぞ知る高級住宅地。
古くから富豪が集まる地域だった八事から一駅ということもあり、総合リハビリセンター周辺も閑静な住宅街が広がっています。
駅の近くに大きな商業施設はないものの、八事まで行けば何でも揃うので、買い物場所に困ることはありません。
起伏が激しい場所で自然も多く残っており、市街地の喧騒から少し離れて落ち着いて生活したい人には特におすすめの地域だと言えるでしょう。

9位 地下鉄東山線、リニモ 藤が丘駅

藤が丘は名古屋市の中心部から少し離れていますが、地下鉄東山線の始発駅ということで、「早くいけば座って通勤・通学できる」ということで、サラリーマンや学生さんの評判は悪くありません。
駅周辺は「藤が丘effe」をはじめ多くの商業施設が集中し、買い物スポットが豊富。
駅から少し離れると住宅街が広がっていますが、歴史的に大邸宅が集まる地域ではなく、ある程度収入のあるサラリーマンの方が、一戸建てを買って居を構えるという地域と言えます。
それでも人気が高いエリアなだけに地価や家賃は高く、また藤が丘のある名東区は、名古屋市内で5本の指に入る区民の平均年収が高い区です。

10位 地下鉄東山線 一社駅

一社は星ケ丘の一つ隣にある駅で、星ケ丘に比べると商業施設の数などは少ないですが、その分、駅から少し離れただけで閑静な雰囲気があり、居を構える場所としては申し分ないと言えます。
それでも駅から少し南に進むとマックスバリューがあり、飲食店も豊富。また地下鉄に乗って星ケ丘までふらりと買い物に出かけるということもできます。
こちらも星ケ丘と同じく新興の高級住宅地としての性格が強く、トヨタ自動車など大企業に勤めるサラリーマンが多く住む地域として有名です。治安も良好なので、女性やお年寄りも安心して住める街と言えます。

11位 地下鉄桜通線 桜山駅

桜山は御器所駅から地下鉄桜通線で一駅行ったところにある街。昭和区から瑞穂区にかけてのこの辺りの地域は道路がきれいな碁盤目状になっており、交通の便が良い地域です。桜山は環状線沿いに広がっていて、道沿いには飲食店をはじめ様々なお店が軒を連ねています。環状線を使えば市内どこにでも楽に行けるので、自動車の利便性が高い街だと言えるでしょう。ただ一歩路地に入ると雰囲気は変わり、大きな一戸建ての邸宅が立ち並ぶ高級住宅街です。名古屋市立大学や名古屋柳城短大のほか、小中高の学校も多く、学生さんが多く行き来する街でもあります。

12位 地下鉄名鉄線・地下鉄東山線 本山駅

本山駅は名鉄線と東山線が交差する駅で、地下鉄での移動に便利な街。交通の要衝だけあって、駅周辺には商業施設が数多く立ち並び、賑やかな雰囲気があります。
名鉄線で一駅となりが名古屋大学駅で、本山周辺にも名大生が数多く賃貸物件を借りて住んでいるようです。
そして東山線の西隣には古くから富裕層が多く住む地域として知られる覚王山があり、本山もその余波を受けて、駅から少し離れると大きな邸宅が数多く見受けられます。多くのお店が集まる「四谷通」は本山のメイン通りで、学生さんをはじめ周辺に住む人たちが買い物や食事を楽しめる場所です。

13位 地下鉄東山線・地下鉄桜通線 今池駅

今池駅は名古屋市東部の最大規模の繁華街として知られ、大型商業施設が集中している街。
東山線と桜通線の両方を使えるという交通面の優位性もあり、休日ともなると買い物客で街中が人でいっぱいになります。
こちらも歴史的なたたずまいがある街というよりは、再開発が進められている勢いのある街と言えるでしょう。
それでも、商業施設が集まる地域を抜けると住宅街が広がり、大きな邸宅も数多く立地しています。また、元々千種周辺は富裕層が多く住んでいる地域で、最近はデザイナーズマンションも目立つようになってきました。

14位 地下鉄桜通線 徳重駅

徳重は新興住宅地の街で、桜通線の野並~徳重間が2011年に開通したこともあり、現在開発が急速に進められています。
大型商業施設の「ヒルズウォーク徳重」や区役所の支所や図書館などがある「ユメリア徳重」などが建設され、今まさに発展途上にある最中であるとも言えるでしょう。昔から富裕層が住む地域ではないものの、魅力的な住みやすい街として現在人気が高まりつつあり、高所得者向けの高級マンションも数多く建てられつつあります。子育て環境が整っているので、ファミリー層の評価が高い街です。

15位 地下鉄舞鶴線 丸の内駅

丸の内の街は名古屋駅の南に位置し、住宅地というよりは雑居ビルが立ち並ぶビジネスエリアとして位置づけられてきました。
しかし、近年、再開発が進む中で高級マンションの開発が進められ、居住地域としても注目を集めるようになっています。場所柄働く場所に近いので、やはりサラリーマン層に人気。
ただやはり場所が場所だけに分譲マンションや家賃の値段は高額で、おいそれと手を出せません。それでも、市街地に本社を置く大企業のサラリーマン層で居を構える人は多いようです。落ち着いた雰囲気という感じはありませんが、「職場の近くに住みたい」と考える高給取りのサラリーマンが住む新興の富裕層地域と言えるでしょう。

街ごとに歴史や特徴が異なり様々な雰囲気を持つのが大きな魅力

名古屋市内の区単位で言うと、区民の平均所得が高いのは瑞穂区、緑区、天白区、昭和区などで、治安が良い区は守山区、名東区、昭和区、瑞穂区などです。

昔から富裕層が集まるエリア、新興の街で高級マンションなどが立ち並ぶようになったエリアなど、街ごとに歴史や特徴が異なります。様々な雰囲気を持つ街が集まっているのは名古屋の大きな魅力と言えそうです。

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